BTOパソコン(受注生産パソコン)とは
BTOパソコンとは、その性質上、自作パソコンと非常に関係が深いです。
後々の拡張性や修理を考慮すると、どのパーツを交換すれば良いのかといった面で、市販のパソコンと比較して、金額面で若干割高になりますが、自作パソコンにメリットがあります。
自作パソコンは、自分でマザーボードから、CPUやメモリ、電源などの全てのパーツを相性を考えながら選定し、購入の後、個人で組み立てる必要があります。
最後に、WindowsやLinuxなどのOSをセットアップして利用可能な状態になります。
これに対して、BTOパソコンは、自作パソコンのように、パーツからOSの種類(現在は、Windows10しか選べません)まで、注文時にメニュー形式でスペックを選べるのが大きな特徴と言えるでしょう。
OSに、Linuxを選びたいのであれば、パーツの相性を徹底調査され、動作保証されているLinuxPCと銘打ってあるものを選ぶのが無難です。
注文時に、メニューで自分のパソコンの用途に見合ったスペックに設定できるのが大きな魅力です。
価格面では、一般の既製品のメーカーパソコンと比較して、1万円以上安上がりなのも、大きなメリットと言えます。
まず、BTOパソコンのメーカーと言えば有名どころがDELLであり、NEC等の国産メーカーが導入するよりも、いち早く、国内でBTO方式によるパソコンを販売を開始しました。
8年程前まで、DELLやHP(ヒューレット・パッカード社)東京生産が有名でしたが、現在では、DELLは、BTOを事実上ほとんど廃止し、注文時のカスタマイズ性が低くなっており、即納販売という形式をとっています。
現在、日本国内で、BTOパソコンを販売しているメーカーは、ドスパラ、マウスポンピューター、パソコン工房、DELL、フロンティア、エプソン、サイエム、HP、レノボ、そして、NECが有名な企業です。
BTOパソコンの購入は、パソコンコーナーでは、スタッフが非常駐で、パソコンが置いてあるだけで、後は、ご自由にメニューを選んで下さいといわんばかりの一見するとほとんど放置状態での販売方法です。
もちろん、全くの手放しではなく、専門スタッフがいらっしゃれば、丁寧に相談に乗って頂けて、要望通りの注文のカスタマイズを代行して頂いたり、手伝ってくれたりして頂けます。
また、パソコン市場の縮小から、在庫を抱えないでいいのも、BTOならではの企業側のメリットがあり、消費者にとってもウィンーウィンの関係であると言えます。
LINK
ドスパラ 評判
BTOショップを比較してみた
最終更新日 2025年7月7日