交通事故が発生したら速やかに警察と保険会社に連絡する必要があります。

当事者だけで問題を解決しようとすると、思わぬトラブルに遭遇する可能性があるので注意してください。

トラブルを回避するには専門家に相談するのが得策で、交通事故問題に詳しい弁護士に相談するのが得策です。

相談料無料で対応してくれる事務所もありますから、まずはじっくりと相談してみてください。

費用の悩みはあるかもしれませんが、後払いに対応しているところもあります。

費用を支払うのは出費と考える人がいますが、より多くの慰謝料を受け取れる可能性を考えるなら十分な費用対効果があります。

弁護士費用特約を活用できれば、自己負担なしで解決できるケースもあるのです。

 

非常にトラブルに発展しやすい

交通事故の問題は非常にトラブルに発展しやすい傾向があります。

互いに感情的になることが多いですし、自分に有利な交渉をしようとするためです。

これは自然な流れでしょうが、当事者同士では交渉がうまくまとまらないことが多々あります。

言い合いになって話が進まないケースが多いので、やはり専門家を通して解決するべきでしょう。

相手の保険会社は低い金額を提示してくるのが普通ですが、これが妥当な金額とは限りません。

多くの場合は限界まで値切られた金額であり、被害者にとって不利な金額が提示されます。

だからこそ専門家に仲介役になってもらい、交渉を重ねることで提示額を増やしていく必要があるのです。

中には70万円程度だった提示額から5倍にアップしたという話もあります。

相手の保険会社は1円でも保険金を抑えようと必死になっています。

保険金を多く支払うほど自社にとって損失になってしまうためです。

それゆえフェアな交渉など行われず、多くは加害者にとって有利になるのです。

ほとんどの人は専門的知識を持っていないので、保険会社からの説明に納得してしまう人が大勢います。

しかしその内容は明らかに不公平な場合が多いので、弁護士に交渉してもらうのが得策です。

法律事務所の中には、交通事故専門のチームを抱えているところもあります。

こうした事務所は専門性が高く、医療の知識を有しているスタッフがいるケースが多いです。

実践力を養うためにはひたすら経験を積み重ねていくしかありません。

 

保険会社に対して素人が交渉するのは得策ではない

法律というのは知識のある人に対して有利に作用する仕組みになっています。

逆に知識のない人には不利に作用しますので、保険会社に対して素人が交渉するのは得策ではありません。

保険会社は交渉のプロですから、足元を見られるのは間違いないでしょう。

相当に不利な条件を提示されるのは目に見えていますので、だからこそ弁護士に交渉を代行してもらう必要があります。

交通事故では後遺症が発生することが多々あり、最も多いのは鞭打ち症と言われるものです。

身体が鞭打ったようにしなることからそう呼ばれています。

事故当初は身体に異変がなくても、あとから不調が発生するケースはよくあるのです。

鞭打ち症になると首の痛みを筆頭に、上半身の痛みに悩まされることが多いです。

ほかにも手がしびれて仕事に支障が出てしまったり、頭痛や嘔吐・だるさなどを招くこともあります。

仕事に支障が出ているのみもかかわらず、十分に補償されないようでは不満しか残らないでしょう。

弁護士に交渉を代行してもらうことにより、増額される場合は数多くあるのです。

支払いする報酬以上に金額が増額されれば、費用対効果は自分で交渉するより高くなります。

そもそも弁護士に依頼をする目的は複雑な手続きの代行、そして経済的損失を回避することがあります。

ほとんどのケースにおいて交通事故問題は、専門家にまかせたほうが費用対効果は高くなると考えてください。

最終更新日 2025年7月7日