借りたお金は返さなくてもよい?
・お金を借りる責任
お金を借りるということは同時に返済という責任が付いてまわります。
これは知人や友人という顔見知りだけではなく、信販会社といった直接的に顔見知りではない組織からお金を借りた場合には同様です。
個人間の借金に関しては返済が滞ることによって人間関係が悪化いたしましますが、信販会社から借りたお金の返済が遅れるとアナタの社会的信用に大きなマイナスペナルティが課せられることになります。
これは金額の大小にかかわらず発生するために、当たり前のことではありますが借りたお金は必ず返す算段をしましょう。
万が一アナタが借りたお金がアナタの経済許容範囲を超えてしまった場合、俗にいう債務超過に陥った場合には債務整理といった方法もありますので考えてみましょう。
・自己破産は万能ではない
借入金の支払いが不可能となる債務超過に陥った場合、その人の生きる最低限の権利を守る為に日本の法律では自己破産を適用するという一種の徳政令があります。
「破産してしまえばチャラだからやりたい放題やったもの勝ちでは?」というのは大間違いでして、破産申告をした場合には社会生活のなかで様々なペナルティを追う事になります。
例えば数年にわたりローンを組めなくなるほか、これも一定期間クレジットカードを持つ事も不可になります。
ここ昨今のマネーレス化が進むネット社会においてはクレジットカードは運転免許証以上の身分証明書としての効果があり、クレジットカードがないとネット通販のほとんどにおいて不便さを禁じえません。
借金からの一時のがれのために利用するには大きいリスクを伴うために、あえて自己破産を利用せずに支払額を圧縮するなどのその他の債務整理を利用するケースも近年では増えております。
しかしながら、自己破産をしてそれまで以上に快適に暮らしている方もいます。
自分にあった返済プランや債務整理方法などをしっかりと見つけ出してみるのも重要なことだと思いますよ。
最終更新日 2025年7月7日